顧客への挨拶、お詫び、お願い事に持っていく手みやげで悩んだことはありませんか?
目的や状況に応じ相手に絶対喜ばれる、美味しい和菓子とそのお店をガイドします。
2007年12月刊行の書籍掲載情報を、最新のものに更新しました。
■■目次■■
●はじめに
●1章 目的、シチュエーション別 使える手みやげ
【初対面のとき】
『花園万頭』 花園万頭
『空也』 空也もなか
『さゝま』 松葉最中
『羽二重団子』 羽二重団子
【大事な依頼をするとき】
『青柳正家』 栗羊羹
『塩瀬総本家』 本饅頭
『榮太樓總本鋪』 楼
『玉英堂』 洲浜だんご
【親睦を深めるとき】
『わかば』 たいやき
『瑞穂』 豆大福
『いせや』 草もち
『日本橋長門』 久寿もち
【お祝い、お礼の気持ちを表すとき】
『萬年堂』 御目出糖
『とらや』 蓬が嶋
『麻布青野総本舗』 五彩饅頭
『麻布昇月堂』 一枚流し麻布あんみつ羊かん
【お詫びの気持ちを表すとき】
『新正堂』 切腹最中
『五十鈴』 甘露甘納豆
『大坂家』 織部饅頭
『うさぎや』 どらやき
●2章 受け取る相手別 気配り手みやげ
【スイーツ好きの女性に】
『花月』 かりんとう
『紀の善』 抹茶ババロア
『うさぎや』 茜もち
『一幸庵』 わらびもち
【大人数の職場に】
『清月堂本店』 おとし文
『小ざさ』 最中
『芝神明榮太樓』 江の嶋最中
『文銭堂本舗』 文銭最中
【食通の社長さんに】
『こしの』 粒羊羹
『天三味』 谷中下町ゆべし
『京あづま』 竹林栗蒸し羊かん
『菊家』 利休ふやき
【コーヒー・紅茶好きの社長さんに】
『草月』 黒松
『ちもと』 八雲もち
『亀十』 どら焼
『梅花亭』 浮き雲
【健康志向のお得意先に】
『赤坂相模屋』 豆かん
『梅鉢屋』 野菜菓子
『東肥軒』 粟大福
『松島屋』 芋羊羹
●コラム
・どうする? 和菓子の保存――基本は「常温保存」
・和菓子屋さんの「名言集」――職人の顔、経営者の顔
●3章 私のお気に入り、私の手みやげ
・村田睦さん(TOKYO FMアナウンサー)
~和菓子をもらうのが一番うれしい 『ふるや古賀音庵』 餅のどら焼き 『茶寮』 季節のプリン大福~
・野村正樹さん(作家)
~おいしいと思うものを自信をもって渡す 『赤坂柿山』 おかき~
・河合薫さん(保健学博士・気象予報士)
~和菓子さえあれば生きていける!そんな私のお気に入り 『志むら』 九十九餅~
●対談
林家正雀さん(落語家)×扇よし和さん(小唄家元)
『気持ちが相通じればそれが一番』
●4章 インストラクターが教える手みやげのマナー 実践編
・準備は周到に
・効果的な渡し方
・状況別 あいさつフレーズ
・こんなことに注意-手みやげ失敗談-
・もらう側の心得
●キーワード別索引
●著者紹介
■■著者情報■■(本データは書籍が刊行された当時のものです)
著:宮澤やすみ
1969年山口生まれ、神奈川育ち。コラムニスト、書家。おいしいものと町散策が好きで、和菓子を中心に、土地の風土に結びついた食文化を取材。仏像にも詳しく、執筆活動のほか、雑誌・テレビなどで和菓子や仏像の話題を提供している。書家としては筆文字ロゴ制作のほか、ニューヨーク、スイス、東京で展覧会も
写真:岡山寛司
1965年東京生まれ。主に料理・お菓子・旅の撮影を生業とするフォトグラファー。幼少のころより甘いものをこよなく愛し、大学卒業後は写真修業に入る。師匠は菊池和男氏